夫婦逆転~寝取られ妻にご奉仕を仕込まれる僕~(3)

あとから聞いたことですが、 絢子様は以前の事務所にいたころから、武内様に何度もアプローチを掛けられていたそうです。

「今夜お食事でもどうですか?」

「週末の予定を聞いてもいいかな?」

…そうした誘いに、絢子様ははじめ私のことを気にして断り続けていたそうですが、わたしがリストラされてしまったころからは、、むしろ積極的にデートに応じるようになったということでした。




「なんかもう馬鹿らしくなっちゃったんだよね。わかるでしょ? 仕事は忙しい、遊ぶ暇もない、家に帰れば仕事が出来無さすぎてリストラされて、家事も満足にできないダメ夫がいてさ。ただでさえいらいらするのに、そんな夫のために素敵な男性のお誘いを断るなんて、あたし何やってんだろうって」
「始めはねぇ、まだあなたが就活活動頑張ってたころかな?ちょっと悪いとは思ったけど、そのころは仕事も忙しかったしもうどうでもよくなっちゃって、清貴さんとホテルに行って…ていうか、そのときにはもうデートも何回かしてて、キスも済ませてたんだけどね笑 気づかなかった?ほら、朋子のところに泊まるって言ったりしたでしょ。あのとき普通にカレとホテルでHしてたから笑」


「うん、すっごくよかったよ。あなたと違って、わたしを女性として大切に扱ってくれる感じ。カレと寝て、あんたのはほんと粗末でちっちゃいし、独りよがりなセックスだな~って分かったよ笑 大学のころ付き合ってた元彼も、あんたよりはもうちょっとマトモだったよ。まあどっちもテクニックではカレに全く及ばないけどね、ふふっ」


「え、カレ?そう清貴さん。こないだ会ったでしょ。カレと最初寝た時は『これ一回だけ!』って思ってたけど、もう一週間もしないうちにカレとするのが待ち遠しくなっちゃって。あのころは誠子ちゃんにも随分あいそがつきてたしね、事務所では『旦那と別れました』って言って。最後の方はあたしたち、事務所公認カップルになってたよ、あははは」

あっけらかんとした調子で不倫の事実を次々に暴露する絢子様に、わたしはショックを受けました。わたしは自分が不甲斐ないばかりに、妻に「主人失格」の烙印を押されたとばかり思っていたのですが、これではまるで彼女の不倫のついでに捨てられた上、家政婦扱いを強制されたようなものです。それも、離婚をちらつかされて「奴隷契約」のようなものまで結ばされて。はじめから僕をだまして、体よく彼と付き合う気だったのか、とわたしが尋ねると、彼女は笑ってこう言いました。


「ううん?あなたを妻扱い、っていうか家政婦扱いしてるのは、まぁあたしの趣味みたいなものよ。だって、別にあなたと協議離婚したってわたし、痛くも痒くもないもの。でも、あなたに女の子の格好をさせたり、言葉遣いを教え込んだりして仕込むのは最高に楽しいの。カレと寝るのとおんなじくらいね笑 だから安心してわたしたちにご奉仕していいのよ、誠子ちゃん♥」

「それでぇ、明日はカレとお台場デートだから、運転手よろしくね。事務所が終わるころにいつもの場所で待機してて頂戴。遅れないのよ、わかった?」


                 * * *


 妻の彼氏様…武内様は、はじめわたしのことを妙な運転手だと訝しんでいたようでしたが、いつの間にか絢子様が事情を暴露してしまったようで、すぐに尊大な態度でわたしと接するようになりました。せめて彼にだけは「妻に捨てられ、運転手扱いをされている情けない夫」であることをばらされたくなかったのですが、絢子様はわたしが武内様との関係を了承するやいなや、『秘密にしていてもしょうがない』とばかりに、あっさりこれまでの経緯を話してしまったようです。



 先日、事務所前に車を停めて絢子様の出待ちをしていると、玄関からいつものパリっとしたスーツ姿の武内様が出てきました。わたしの車のほうへにやにやと笑いながら近づくと、彼は半分開いたウィンドウ越しに、いつもと全く違う軽薄な態度で話しかけてきました。

「おっ、今日もおつかれさん。俺の女がいつも世話になってるね」

「お、俺の…?」

「きみ、絢子の前の御主人だったんだって?そういうことは早く言ってくれよ、丁寧にあいさつした私が馬鹿みたいじゃないか、きみみたいなゲスな男にさ、はははっ」

わたしはさすがに頭に来て、車を飛び出しました。


「なっ、なんだその態度は。俺はまだ彼女の夫だぞ、い、いくらなんでも失礼じゃないのか!そもそもお前がうちの妻に手を出さなければこんなことにはならなかったんだ!」


わたしは絢子様に奉仕することはともかく、この男の奴隷になった覚えはありません。わたしがリストラされて悩んでいた妻に、今がチャンスとばかりに取り入り、寝取った男。妻の前では「武内様」と呼べはしても、彼に直接媚びる必要はないはずでした。しかし、彼はわたしの怒りを受け流すように、くすくすと笑いました。


「おお、随分威勢がいいねえ、誠子ちゃん。家ではすっかり従順な奥さん業を努めてるんだって?リストラされてDV三昧だった負け犬が、随分しつけが進んだようじゃないか。今度裸エプロンで給仕してるところ、俺にも見せてくれよ」

「えっ…」

狼狽するわたしの前で、彼は蔑んだような笑みを浮かべたまま、懐からタバコを取り出しました。


「絢子もいい趣味してるよな。『ゲスな男だったんで慰謝料もらって別れました』みたいなこと言って、すっかり俺の彼女におさまってよ、独立したら『実は別れてないんですけど、家においてペットにしてま~す』だってさ。…ほら、黙ってないで火、付けろよ。絢子の彼氏はお前の御主人だろ?うん?」

わたしはこの男を殴ってやりたい気持ちでいっぱいでした。しかし、彼女に従順な態度を徹底的にしつけられたせいか、どうしても闘志というか、強い気持ちが湧き上がってきません。

「あら、二人で何やってるの?」

そうこうしているうちに、絢子様がカツカツとヒールを鳴らしてオフィスから出てきてしまいました。突然の「主人」の登場に、わたしは反射的にライターを取り出すと、妻の「彼氏様」のマルボロに火をつけました。そんなことをしなくてもいいのに、と頭ではわかっているのに、体が自動的に動いたようでした。

「おっ、ありがとな」

勝ち誇った顔でうまそうに紫煙をくゆらせる男の前で、わたしは負け犬の恥辱にまみれ、ただうつむくことしかできませんでした。妻はそんなわたしの前で、なんの気兼ねをした様子もなく彼に腕をからめ、軽いバードキスを交わしました。

「ねぇ、今日はどこに連れて行ってくれるのぉ?」

「そうだな、今日は運転手くんがいるから、ちょっと遠出をしてカレッタ汐留でフレンチといこうか。運転のことは気にせずにワインが飲めるね」

「わ~嬉しい!じゃあ運転手さん、汐留までお願いね」

「そうそう、今夜は金曜だし、帰りは送らなくていいぞ。僕らはお台場のホテルに泊まっていくからな。ははははっ」

わたしはすべての反抗心が萎え、妻を寝取った男のために後部座席のドアを開け、車内に招き入れました。妻は満足そうにそれを眺めて、彼のとなりに乗り込みます。目的地までの道中も、男はわたしがいることなど全く意にも介さない様子で、気安く妻のひざに手を置き、いやらしい手つきで太ももを撫で回していました。妻もそれを全く嫌がる様子はなく、むしろ積極的に体を預け、まるで恋人同士のように…いや、まさに恋人同士として、いちゃいちゃと振舞っており、わたしは気が気でありませんでした。

赤信号のたびに、わたしはルームミラーでその様子をちらちらと盗み見ていましたが、2人の行為はどんどんエスカレートし、武内は妻のブラジャーに手を入れて乳首を弄び、妻もそれに応じて彼のスーツの盛り上がった股間を細い指でまさぐりながら、甘い声で誘惑するようなありさまでした。わたしの運転している車を、まるでラブホテル扱いです。わたしは二人が舌を絡めて愛を交わす様子をルームミラーで眺めることしかできず、しかもそれに軽く興奮して下半身を勃起させてしまったことに、強く落ち込みました。衣擦れの音がして、二人がくすくすと笑っているのが聞こえます。どうやら、妻はシートの上でパンツまで下ろし、秘所を男に触らせているようでした。



「きゃ、やだっ…うふふ、ちょっとぉ、運転手さんに悪いですよ…この子、最近は毎日欲求不満なんだから…ん…ちゅっ」

「ちゅっ、ぺちゃ…はは、いいじゃないか、ちょうどいい夜のオカズになるだろう。なにせ、今夜は御主人様抜きで一人で過ごせるんだから。鬼の居ぬ間に洗濯ってやつでさ、一人でし放題じゃないか」

「あはっ、誠子ちゃん良かったね、彼氏様のお許しが出たよ~?でも、またあたしの下着でズリセンこいたら殺すからね、洗濯してもあんたのくっさい匂いがついててすぐわかったわ」

「なんだなんだ、変態くんは女装癖だけじゃなくてそんな趣味もあるのか?」

「ちゅっ、ちゅう…うふっ、そうなの…この子、シモの躾がなってないんです。清貴さんからもよく躾けてやってください、今は何の価値もないペットなんだから」

「はは、そうさせてもらうか。…おい、これからは俺のことは『彼氏様』と呼ぶんだぞ。絢子のことは…そうだな、『奥様』にしようか」

「あはっ、それ最高ですね。いい躾になりそう笑」

「躾にはアメとムチが大事だからね。これからちゃんと言葉遣いを覚えられたら、今度は絢子とセックスしているところを見学させてやろう。おっと今日はダメだぞ、おうちでちゃんと留守番してなきゃあ。そのかわり、今夜のご褒美として絢子の下着オナニーを許可してあげよう。ちゃんと女装して、粗末なクリチ○ポをパンツで包んでシコシコこすりあげるんだぞ、ははははっ」

「え~、あたしのをこいつに触らせるのぉ?どの下着も大事なんですからぁ。こいつの臭いザーメンがこびりついたのなんて、もう身につける気にならないわ」

「ははっ!そのかわり、こいつが汚した枚数分、新しいアクセサリーを買ってあげるよ。欲しいブランドの新作が出たんだろう?」

「本当!? うふっ、それならいいわ♥ …ほら、聞いた誠子ちゃん?帰ったらわたしの下着、何枚でも使ってオナニーしていいわよ♥ 一人でするときはちゃんと動画で自画撮りして、証拠も残しておくってこのあいだ約束したよね?」

「へえ、そんな躾もしているのか。絢子は本当に調教上手だな。しっかりご褒美はやるから、これからもよろしく頼むよ、運転手くん♥」・・・。


屈辱のドライブもやがて終わり、目的地に到着しました。2人はわたしにねぎらいの言葉もなく、どこで何を食べようかとウキウキした様子で会話を交わしながら車を降りていきます。2人がべたべたとくっついてきらきらと輝く夜の街に消えていくのを、わたしは黙って車中から眺めていました。車中でわたしに投げかけられた辛辣な言葉。惨めで落ち込んだ気持ちとは裏腹に、わたしの下半身はいつになく熱くたぎり、「ご褒美」の女装オナニーに早くも陰茎の先端を潤ませていました。おふたりがわたしのことなど全く気にせずに、一流ホテルの一室で愛を交わす様子を想像しただけで…そして、そんな妄想でひとり情けなく己を慰める自分の姿を想像しただけで、わたしはあまりの惨めさに興奮を覚えてしまうのです。妻を奪われた屈辱に興奮する、変態男。妻を奪った男にオナニーを許可されて、喜んでチンポをおったてる惨めな夫。そこまで自分が堕ちたことに気づき、もはやわたしは笑うしかありませんでした。


わたしは静かに車を発車させ、今夜は主人の帰らない家に向かいました。そこでこれから自分がする痴態に、胸を躍らせながら。そして、これからは絢子様のことを「奥様」と呼ぶのだと自分に言い聞かせました。それが、わたしがコキュ(寝取られ)の興奮に身を委ねる一歩目の「儀式」だったのでした。 
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[ 2016/12/04 20:00 ] 【小説】夫婦逆転 | TB(-) | CM(0)

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