K国寝取られ(K-NTR)

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今回は「K国もの」や「K国寝取られ」と呼ばれるR-18ジャンルについて、ハニーセレクトで実際に作ったコラ画像を交えつつ、その定義や魅力を紹介していきたいと思います。




■K国寝取られ(K-NTR)の定義

K国寝取られ(K-NTR)は、特定の近隣国を想定した架空国家「K国」に我が国が支配されたという設定の下、恋人や妻を奴隷にされたり、社会全体が異常な性常識を植え付けられたりする様を楽しむ、非常に特殊なSFエロジャンルです。マンガ「嫌韓流」が流行した2005年以降、ネット上で嫌韓、反韓感情が徐々に強まるにつれ、皮肉にも「嫌いな国に自国の女性を侵略される」というマゾヒズムが逆に確立してしまったことから、ごく一部の掲示板等でこのジャンルが取り上げられるようになりました。

ごくニッチなジャンルではあるものの、現在もごく少しずつ扱うサイトやファンを増やしている印象があり、TwitterでもK国崇拝を前面に押し出したアカウントを見ることができます。なお、黎明期においては単に「K国もの」と呼ばれていたジャンルですが、現在は「K-NTR」や「K国コラ」「崇K侮N」などさまざまな表現がされているようです。

K国崇拝は前述したとおり「絶対に寝取られたくない相手に日本人女性を寝取られ、蹂躙される」ことにマゾ的興奮を覚えるジャンルです。これは欧米では非常にメジャーなエロシチュエーションである、「情けない白人男性がたくましい黒人男性にパートナーを寝取られる」という構図を日本社会に落とし込んだものとも言えるでしょう。共通しているのは、寝取られる対象者への反感や、自分の立場を脅かされることへの恐れのようなものです。2000年代中ごろ、若い女性の間で韓流ドラマやKーPOPが流行していたことも、こうしたシチュエーションが生まれる基盤になったのではないでしょうか。

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■文字コラの流行

女の子がK国に寝取られ、価値観を無残に変貌させられてしまうギャップにエロチシズムを感じる「K国もの」は、当初からアングラな文字コラ作品として取り上げられることが多かったジャンルでした。既存のエロ画像にK国要素の物語をコラージュするだけで誰でも創作ができることから、愛好家によって元画像の二次元・三次元を問わずさまざまな加工作品が作られ、画像掲示板やブログ等に掲載されました。通常は商業ベース、あるいは同人ベースの作品が端緒となって隆盛することが多いR-18ジャンルとしては、徹頭徹尾アングラで熟成されてきた異例なジャンルとも言えます。

文字コラだけではなく、画像自体の加工も頻繁に行われてきました。K国コラの加工素材として非常によく使われるのは、太極旗(に酷似したK国の国旗)やハングル(に酷似したK国の文字)です。「K国への隷属の証」として、女の子が服装に取り入れたり、タトゥーにしたりといった形で、マゾヒズムを刺激する要素とするのが典型的なパターン。こうした加工の威力は非常に強烈で、元がどんなエロ画像であっても、あたかも価値観を蹂躙された敗北国家の一国民であるかのように変貌させることができます。加工の容易さ、題材を選ばない自由さと効果の強烈さとともに、嫌K感情が強まるにつれ、逆にK国への隷属に強い背徳感を感じてしまうマゾヒズムが融合し、一つの完成したジャンルとして定着した感があります。

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■催眠・洗脳ものとしての「K-NTR」

コラージュに欠かせないのが、「女性のK国に対する服従」の強調です。一般的NTRジャンルでは「強制的なレ●プ」~「心は嫌がっているが体が受け入れている」~「完堕ち」まで女性側の心情が幅広いですが、K国ものでは多くの場合女性が最終的な完堕ち状態にあり、思考回路自体が既に「侵略済」になっているシチュエーションが好まれているようです。その意味で、K-NTRは催眠装置を使って女性の常識を書き換えるMC(マインドコントロール)ものの要素も含んでいると言えるでしょう。

または、異常な常識が流布した社会を描く「ディストピアもの」とも表現することができます。下記はよくある「K国コラ」の表現です。

・日本人女性が「大■民国万歳(テー■ミングクマンセー)」などK国を尊崇する発言を(喜んで)する
・日本人女性がK国の国旗や文字をモチーフとしたタトゥーを自身の体に彫る(またはそうしたタトゥーが女の子の服や水着から透けて見える)
・日本人女性が竹島領土問題についてK国の領土権を認める発言をする
・日本人女性が自ら進んで「慰安婦」になりたがる
・日本人女性が自国および自国民を侮蔑する発言をする
・「チョッパリ」「売国」などのワードを使って日本人を侮蔑する
・性器のサイズについて、K国人男性を持ち上げてN国人男性を侮蔑する
など

■「崇K」と「侮N」

ひとつの作品の中に、K国への異常な尊崇と、我が国(あるいはN国)を異常に貶める要素が共存しているのが典型的なK-NTRのパターンです。単にK国を持ち上げるだけではなく、自国が貶められることへのマゾヒズムが同居している点で、作品のルーツは沼正三のSF・SM小説「家畜人ヤプー」にあるとも言えるでしょう。この作品では尊崇の対象が「大英宇宙帝国」という未来国家で、背景には金髪碧眼の美しい欧米人に対するアジア的コンプレックスがあったと思われますが、日本の神話や歴史を徹底的に貶めてマゾヒズムと背徳感を刺激する方法はK国ものと共通するところが見られます。

なお、「家畜人ヤプー」でもそうした描写があったように、K-NTRにおいてもより詳細な架空史実の創作が一部で行われてきました。これはK国が我が国(あるいは我が国に酷似した架空国家N国)をいかにして侵略し、主従関係を結んだかを詳しく設定するもので、単にK国人に恋人や妻を寝取られたというだけにとどまらない広がりをK-NTRに与えようという試みと言えます。

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■おわりに

・絶対に寝取られたくない相手に日本人女性が屈服することへのマゾヒズム
・K国への隷従という、右傾化した国内ネット環境では禁忌とみなされる行為への背徳感
・K国による侵略と洗脳により、常識が強制的に変貌された女性のエロチシズム

K-NTRにはこうしたマゾヒストには大好物といえるエロ要素がないまぜになっており、根強い人気の理由となっています。その政治的・倫理的な問題点から決してメジャーなR-18作品としては取り上げられないであろう分野ですが、今後も一部のサイトではSSやコラが作られつづけるでしょう。

なお、K国ものコラを楽しむ際は、元画像の著作権や被写体の女性らの肖像権に最大限の配慮が必要であることを自戒を込めて付け加えておきます。エロチシズムよりも不快感を覚える人の方が圧倒的に多いジャンルであることを忘れないようにしなくてはなりません。

【K国もの(K-NTR)サイト、関連スレまとめ】
K4E
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[ 2016/12/09 19:10 ] ブログ記事 | TB(-) | CM(4)

K国ものは自分もたまたまtwitterで見かけて知りました
洗脳も寝取られも好物なドMにはたまりませんね
pixivでもまだほとんどないので、今後の発展が待望まれます
[ 2016/12/10 07:22 ] [ 編集 ]

Re: タイトルなし

あまり自分の名前を出して作って誇れるものじゃないですからねー、時節ごとにk国への印象も大きく変わりますし、実にニッチなジャンルだと思います。
> K国ものは自分もたまたまtwitterで見かけて知りました
> 洗脳も寝取られも好物なドMにはたまりませんね
> pixivでもまだほとんどないので、今後の発展が待望まれます
[ 2016/12/10 21:22 ] [ 編集 ]

ハニセレのMOD解説を読みに来たはずなのに、いつの間にかK-NTRの解説を読み耽ってしまったyo!
寝取られスレかどっかでこういうネタの画像を見たことがあったから
寝取られモノの派生としてこういうジャンルがあることは知ってたけども
世界観や設定まで練り込んでる人が居たり、独自のコミュニティ形成するほどの好事家が居るとは・・・
世の中にはまだまだ面白い変態が居るもんなんだなあ
[ 2016/12/27 21:55 ] [ 編集 ]

ハニーセレクトをいじって喜んでいる我々も、ごく普通の女性たちから見ればk国愛好家と同じレベルの「面白い変態」なのでは…と考えると怖くなりますね!笑
[ 2016/12/28 02:05 ] [ 編集 ]

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